日本の産業を担ってきた重工業向き製造の世界は成熟期を向かえ高度成長期のような勢いはないものの、世界の市場としてみればまだまだ役割があり、既存導入機械の老朽化などの課題や需要があり、メンテナンスは一生続きます。
日下部機械は、1960年代より業界への貢献を続けてきました。 この業界を支える最後の一社となっても、お客様の生産を守っていくことが使命と捉えています。
幼い頃から世界を駆け回る創業者が、英語の必然性や、世界の動向を語るたびに、わくわくわしていました。その影響からか、海外志向で、前職の商社でも海外担当をしていました。
何もないところからつくり出すことに魅力を感じ、日下部機械に入った頃から、他にはない日下部機械ならではの輸入品をいかに増やしていくか、また、開発による新しいビジネスを常に思考していて、継承時には、一般的な商社では出来ない付加価値をつけたものを作り出したいと心に秘めていました。
商社不要論などが出てきていた頃で、日下部機械は機械商社だけでなく、エンジニアリング機能もある会社であったので、他の機械商社とは差別化し、付加価値のある機械専門商社へステップアップさせたいという思いでした。
そんな大げさな話ではないのですが
「困っている人の為に、何かお手伝いしたい」
これはベースにありますね。
そうですね。
ラグビーは、一人の力だけでは勝てません。スターだけでは勝てないのです。
チームで、個々の力を出し切ることはもちろん大事です。それとともに、仲間で互いの力を引き出し、励ましあい、共に同じ目標を持つことで大きな力になります。
1+1=3 よく言われることですが科学反応が起こり力が倍増、勝利につながります。
高校のときは、最後の試合で半分が1年生ばかりのチーム、大学は文系の大学で選手の体格も小さく経験も少ないチーム。どちらも弱小チームでした。大学は最後までまともに勝てなかったけれど高校ではベスト8の快挙を果たしました。
メンバーそれぞれが 、諦めないこと、その瞬間ベストをつくすこと、練習を重ね成長しようと努力すること、そしてチームで支えあうことで成し遂げることができたことです。たとえ勝利に繋がらなくてもそのプロセスは成功体験となります。
人に寄り添えるチームの強さは計り知れません。それとともに、互いの成長に寄り添い合える存在は人生の何物にも変えがたい財産となります。
チームKUSAKABEは少人数の小さなチームですが、チームワークを強みに迎合せず、自立心を持ち、小さくてもNo.1であることを常に目指しています。
これからも、お客様の課題へ向き合い解決のお手伝いが出来ると考えます。
やはり「社会への貢献」ですね。
漠然としたものではなく、わかりやすい形で日下部らしい貢献をしていきたいと思っています。
お客様の問題を、しっかり向き合って解決の提案していくことがお客様の幸せはもちろんですが、社員や、家族の生活や環境、さらには世界規模の課題の解決へも繋がります。
日下部機械の企業としての役割は「人類への貢献」です。商社とメーカーとしての機能を持つ日下部機械の引き出しから問題解決の貢献をします。
「会社入って、楽しくてしかたがない。仕事もプライベートもハッピー!」と思える、そんな場所を自らの意思で作り出して欲しい。自身がハッピーならば、周りをも幸せすることができます。その為に必要な環境や、教育の機会は整えます。
前職では、教育制度がないまま営業活動を行っておりました。その後、日下部機械に入り経営の学校で理論学んでみて、もし、はじめから学んでいたらと非常に残念に思えたので弊社の社員へはそのチャンスを提供しています。
ただ、チャンスが合っても自身に成長したいという思いがないと無駄になることもあります。
自分のビジネスを作り出せる人や、人生を楽しめる人に来て欲しいですね。
国籍や性別、年齢は問いません。異文化交流が出来る、いろんな方が共に仕事が出来る日下部機械でありたいと思っています。
成長の中に喜びがあります。
機会があっても、会社で用意されたものがあっても意思を持って使わなければ何もなりません。目の前にあるツールを自身の成長のアイテムとして使ってください。
成長したことを受け入れその瞬間を仲間や家族とともに喜び、楽しんでください。
仕事は成長のためのツールです。成長することにに喜びを感じてください。
一緒に楽しみましょう!
日下部機械株式会社代表取締役 簑原寛秀
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